悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

2022-10-21から1日間の記事一覧

5-4)観察瞑想と雑念 5-4-2)マインドワンダリング

5-4)観察瞑想と雑念 5-4-2)マインドワンダリング私達は、覚醒時に目の前の課題とは関係のない、心の中に渦巻く様々な感覚・感情・思考・記憶・欲求・問題・課題などが、常に絶え間無く意識に向けて自由に湧き起こっています。それらに注意を奪われる現象を「マイン…

5-4)観察瞑想と雑念 5-4-1)雑念

5-4)観察瞑想と雑念5-4-1)雑念瞑想(特に観察瞑想)では、外界から来る五感(感覚情報)に基いて働く意識の浅い層(感覚情報層・主に視床・今ここ)(大脳新皮質第一次感覚野)の働きを鎮めることになります。その結果、意識の深い層(大脳辺縁系や大脳新皮質連合野)か…

5-3)観察瞑想とメタ認知 5-3-6)メタ認知と(内側)前頭前野と観察瞑想

5-3)観察瞑想とメタ認知 5-3-6)メタ認知と(内側)前頭前野と観察瞑想メタ認知能力の発達は、自己(外面)に気付くこと(自意識)から始まり、5~6歳頃から周囲の状況(外界)と自分の能力(内面)を考慮して起こりうる事態を予測(シミュレーション・思考)するなど、い…