悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

2022-10-25から1日間の記事一覧

5-6)瞑想と意識 5-6-2-0)脳科学面からの覚醒意識

5-6)瞑想と意識 5-6-2-0)脳科学面からの覚醒意識上でも述べましたが、覚醒段階としての意識の維持には、中脳(脳幹に所属)にある(上部脳幹網様体、視床非特殊核、広汎視床投射系からなる)上行性網様体賦活系が重要です。それ以外には、視床下部、視床、大脳皮…

5-6)瞑想と意識 5-6-2)意識(特に覚醒意識)とは

5-6)瞑想と意識 5-6-2)意識(特に覚醒意識)とは上(5-6-1)で、意識を消すという話になりましたので、ここからは意識につれて考えて行きます。まず意識とは、1)起きている覚醒状態、2)自分の今ある状態や、周囲の状況などを「認識」できている状態をいう。ここで…

5-6)瞑想と意識 5-6-1)意識とメタ認知と悟り(心身脱落)

5-6)瞑想と意識 5-6-1)意識とメタ認知と悟り(心身脱落)第二章(2-2)で紹介した道元禅師が、中国での坐禅修行中、隣の修行僧が坐禅中に居眠りをしているのを見た導師(如浄禅師)が、「参禅は心身脱落なるべし。只管に打睡して、なにを為すに堪えんや」と一喝しま…