悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

1-1)宇宙原理、法(仏教)、道(道教)、ことば(キリスト教) 1-1-2)私称「宇宙原理」の解説

1-1)宇宙原理、法(仏教)、道(道教)、ことば(キリスト教)

1-1-2)私称「宇宙原理」の解説
ということで、「宇宙原理」についての私なりの定義(法則)を提示していきます。宇宙は片時もとどまることなく変化をしています。その変化に何か規則・法則性はあるのだろうかと、過去からの出版書物や体験談などなどを本当にいろいろ調べました。それらの書物などを読んだ結果私が導き出した、「宇宙の変化を支える根本的規則・法則」を仮に「私称宇宙原理」とします。

まず最初に紹介するのは、私が勝手に導き出して唱えている「私称宇宙原理」なのですが、ウイキペディアにあるような基礎のまた基礎の原理ではなく、「宇宙の変化を支える根本的規則・法則・原理」をもう少し具体的に述べたものです。
私称宇宙原理とは、「宇宙を筆頭に、あらゆる有形無形の事象・現象・森羅万象は、すべからくトーナメント形式システム(宇宙原理)という用語で表される形式を取り、一般的に次の11種類の特徴を持つ」というものです。
なお「トーナメント形式システム」とは、「最下位にいくつかの「基礎要素」があり、それらのいくつかが統合された結果、一つ階層を上昇(止揚)します。その階層でも下位での要素の統合体がいくつか更に統合されて、一つ上の階層に上昇するという形を上に向かって積み上げていくという構造(階層構造:トーナメント形式)を取るシステム」です。
注)夏の高校野球の試合形式(トーナメント形式)を思い浮かべてください。
その11種類の特徴とは
1)上昇(ボトムアップ・中心化)⇔下降(トップダウン・周辺化)、
2)成長⇔崩壊、
3)普遍(総合・上位)⇔特殊(専門・下位)、
4)複雑(多様・異質性・質)⇔単純(一様・同質性・量)、
5)結合(統合・自己組織化)⇔分解、
6)全体(マクロ)⇔部分(ミクロ)、
7)自律(閉鎖)⇔依存(開放)、
8)「矛盾的自己同一」:(上記1)〜7)を一言で言った表現)、
1)~7)の左項は進化方向を表し、右項は衰退方向を表します。この1)~7)項目の内最も重要なのは、「5)結合(統合・自己組織化)⇔分解」です。後は、極端に言えば、それを異なった視点から言い換えただけに過ぎません。
9)(多層・多重)「階層構造」、
左項は階層が高く(深く)なる方向で、右項は階層が低く(浅く)なる方向です。「成長」とは、複雑化する(複雑性が増す)ことで、即ち階層が高くなることです。崩壊とは、階層が低くなって単純化(分解)することです。複雑化とは、いろんな要素が複雑に有機的に結合した上で多重階層化することです。崩壊とは、全体(自律)が分裂して部分化(依存)することです。階層構造を上昇するほどに、普遍化します。などなど、特徴は、互いに絡み合っています。
10)階層間では、情報・物質・エネルギーなどが「相互作用と円循環」(リサイクル・輪廻)します。例えば食物連鎖など。
11)森羅万象は、これ以上分割できないいくつかの「基礎要素」を階層の最底辺に置き、それを複雑に有機的に組み合わせることで、階層を積み上げて行きます。具体的には、言語、生物系統樹、社会組織、タンパク質、原子(元素)などなど。例えば、(音声)言語は、音素を基礎要素として、それらを組み合わせることで、階層(音素⇒文字⇒単語⇒語句⇒文などなど)を積み上げて行きます。
参考)「私称宇宙原理」については、別のブログ「宇宙原理があなたの中を貫流する」(https://mayumeto-2.hatenablog.com/)
で解説していますので、そちらを読んでいただければ幸いです。

ということで、私の私称「宇宙原理」の説明はこれで終わりです。ところで、その「宇宙原理」について、昔の宗教や思想や哲学は、何と言っているのでしょうか。見て行きましょう。