悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

1-2)宇宙原理の階層構造 1-2-3)「法」の階層構造 1-2-3-1)物理法則

1-2)宇宙原理の階層構造

1-2-3)「法」の階層構造
法(法則)も階層構造になっています。例えば
1)「物理法則」⇒2)「化学法則」⇒3)「生物法則」(3-1)本能:脳幹⇒3-2)感情:大脳辺縁系)⇒3-3)「人間法則」(知性・理性:大脳新皮質)⇒4)「仏性法則」(3-1)本能⇒3-2)感情⇒3-3)知性・理性⇒4)仏性)。
注)法則の区分けがかなり恣意的であることをお許しください。
1-2-3-1)物理法則
法則の基礎の基礎ともいえる「物理法則」とは、物理学の中で提唱されている法則です。では物理学とは、何を探究する学問なのでしようか。自然界の現象とその性質を、「物質」とその間に働く「相互作用」によって理解すること、および物質をより基本的な「要素に還元」して理解することを目的とする学問です。物理学の下位階層の、特に高校の物理で扱う分野は、力学、熱力学、電磁気、波動、原子の5つの分野です。例えば、気象現象は物理学が扱います。
ではそもそも物質とは何なのでしようか。それは質量と体積を持っているもので、生命や精神(心)と対比される概念です。しかし、生命や精神(心)は、物質(元素・原子)で構成された細胞がなければ産み出し得ない現象です。つまり、生命や精神(心)は、物質で構成された細胞という基礎構造の上に積み上げられた現象(現れ)なのです。