悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

1-2)宇宙原理の階層構造 1-2-3)「法」の階層構造 1-2-3-3)生物法則

1-2)宇宙原理の階層構造

1-2-3)「法」の階層構造
1-2-3-3)生物法則
「生命」の基礎的活動が「細胞」から生まれます。すべての生物は細胞でできています。生物は、基礎要素として細胞で構成されています。そしてすべての細胞は「細胞膜」で包まれています。つまり、すべての生物は、細胞膜で包まれた細胞で構成されています。生物は、最少単位として細胞を構成要素とします。それだけではなく、生物の特徴は、1)代謝(物質やエネルギーの流れ:化学変化や反応:化学法則を取り込む)を行う、2)自分の複製を作る、ということがあります。
つまり「生物法則」は、「動的側面」を1)「物理法則」を基として、物質変化面を2)「化学法則」を基として成り立ちます。更にその上に、細胞膜を持つ細胞によって「環境から」ある程度の「自律性」を、言い換えると「独立性」を担保しました。その結果、物理法則や化学法則では説明できない生物独自の動的「振る舞い」を獲得し、それを生物法則(生命法則)という。しかしそれでいて尚且つ細胞自体は、物理法則にも化学法則にも縛られる存在です。生物法則は、物理法則と化学法則を基に、その上に生物法則を重層させました。
更に、生物は、細胞内に、更には多細胞生物では体内に「自律性(閉鎖性)システム(組織)」を構築することで、完全他律型の物理法則と化学法則では対応できない「環境への自律的対処能力」を向上させて行きました。この生物法則は細胞を持つ生命に適応される自律性独自性法則です。