悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

1-2)宇宙原理の階層構造 1-2-3)「法」の階層構造 1-2-3-3-2)生物内の情報の階層構造(脳の階層構造)

1-2)宇宙原理の階層構造

1-2-3)「法」の階層構造
1-2-3-3-2)生物内の情報の階層構造(脳の階層構造)
物質は、物理法則と化学法則をもろに完全他律的に必然として受けます。全く逆らえません。しかし細胞を持つ生命(生物)は、細胞膜に守られた細胞を持つことで、物理法則と化学法則からの直撃をまぬがれます。つまり生物は、自然法則(物理法則と化学法則)をもろに受ける物質では持てない、環境からの「自律を獲得」したのです。その自律性は、一言で言えば、「物質の加工」(身体)と「情報の加工」(脳)に由来します。具体的には、「身体(ハードウェア)の獲得」と「脳(ソフトウェア)の獲得」です。情報の加工と言えば、生物はもう一つ情報の加工能力を獲得しました。それは、細胞に自己再生と複製能力をもたらす「遺伝子」(身体へのソフトウェア)を獲得しました。この遺伝子(情報記憶システム)は、生物に進化をもたらしました。
注)環境から生物が自律を始めたように、幼子も誕生から数年を経ずして自律(自立)を始めます。その現れが反抗期です。だから幼子の自律性は生物の持つ必然といえます。