悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

5-1)瞑想「プラティヤハーラ」と内向外向 5-1-0)直指人心、見性成仏

5-1)瞑想「プラティヤハーラ」と内向外向

5-1-0)直指人心、見性成仏
この第五章では、人間法則を受ける人間が、更に一段高い仏性法則を受けるために、仏性(悟りを開く可能性)という仏になる種を開花(顕在化)させて、「悟り」を体得するまでの段階的な方法(階梯)を、主にヨガの段階を参考にして説明して行きます。
しかし、悟りは、外見からでは計り知れない目には見えない「内的な変化」によってもたらされるので、ヨガ、坐禅、瞑想の内では、私から見れば、瞑想が最も科学的に探究されている度合いが高いようなので、主に「瞑想」という用語を使います。ということで、ここからは、目には見えない内的な変化を目に見える文字言葉で説明して行きます。
その前に余談ですが、「禅の特徴」を表す言葉として四聖句があります。1)不立文字、2)教外別伝、3)直指人心、4)見性成仏。
1)不立文字と2)教外別伝は、教え(宣言記憶)を学ぶだけではない、以心伝心(手続き記憶)だよという意味です。3)直指人心と4)見性成仏は、自分自身が直接自分(の心)に向き合って悟りを開いて仏になれという。では、あらためてここからは、直接3)直指人心と4)見性成仏を目指して進んで行きましよう。