悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

5-1)瞑想「プラティヤハーラ」と内向外向 5-1-4)外向型と内向型の比較

5-1)瞑想「プラティヤハーラ」と内向外向

5-1-4)外向型と内向型の比較
外向型は、活動的で興味や関心が外の事物に向かいやすく、それに対して内向型は、控えめで関心が自分の内面や主観(自我)に向きやすい。
このような内向型と外向型という違いをもたらす原因の一つとして、主に使用する「神経伝達物質」に違いがあります。内向型は「アセチルコリン」が優位的に働くのですが、外向型は「アドレナリン」・「ドーパミン」が優位的に働きます。
更なる違いを生むものとして、内向型は「副交感神経」(行動的ブレーキ)が優位にあり、対して外向型は「交感神経」(行動的アクセル)の方が優位にあります。
外向型:「アドレナリン」・「ドーパミン」と「交感神経」優位
内向型:「アセチルコリン」と「副交感神経」優位
注1)大脳皮質のアセチルコリンの働きは、認知機能の基盤となる注意、集中などにとって重要です。
注2)アドレナリンは、やる気や意欲を引き出します。
注3)ドーパミンが減少すると、快楽を感じにくくなります。そのために、楽しめない、美味しく食べることができない、すぐ飽きて疲れるようになり、次第に心全体の気分が優れないと感じます。