悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

6-1)瞑想と脳波 6-1-5-3・4)α波(アルファ波)(8~12Hz) 6-1-5-3・4-2)アルファ波とセロトニン

6-1)瞑想と脳波

6-1-5-3・4)α波(アルファ波)(8~12Hz)
6-1-5-3・4-2)アルファ波とセロトニン
アルファ波出現時では、「セロトニンが放出」され、気(精神)(アセチルコリンを抑制)が静まります。脳幹のセロトニン神経は、リズム運動(意識的呼吸、散歩、自転車漕ぎ、ガム噛み、階段昇降など)によって活性化され、開眼覚醒状態でも、β波の中に高アルファ波(10−13Hz)が混入します。この時、セロトニンが活性化しています。つまりアルファ波とセロトニンは相性が合います。
脳波の内でアルファ波は、穏やかでリラックスした状態だが、外界には意識が向いていない、つまり心が自分の頭の中にいる(内向中)ことを表します。体は休息状態だが、意識が目覚めているため感覚は鋭い。例えば、後頭部(視覚処理)、中心溝周辺(体性感覚・運動)、側頭葉周辺(聴覚処理)、二次感覚野周辺(体性感覚処理)からアルファ波が発生します。瞑想を始めると、最初にこの脳波に沈み込みます。
雑念が発生すると、アルファ波が消えて、ベータ波(日常脳波)が発生します。
注)左脳はベータ波の活動領域で、右脳はアルファ波の活動領域だという記述を見つけた。