悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

6-1)瞑想と脳波 6-1-6)睡眠中の脳波 6-1-6-2)明晰夢と脳波

6-1)瞑想と脳波

6-1-6)睡眠中の脳波
6-1-6-2)明晰夢と脳波
明晰夢は、レム睡眠中の夢と、(メタ)認知機能(抽象的思考などの前頭前野)が活動を始める覚醒との中間に位置します。通常の夢ではシータ波が出るのに対し、明晰夢を見ている間、脳波は典型的なレム睡眠時(シータ波4~8Hz)よりもはるかに高い30Hzから40Hzの値(ガンマ波帯域)が前頭葉領域を中心として発生しています。情報統合時に出現するガンマ波が明晰夢には出現します。
自分でこれは夢であると自覚しながら見ている、即ち前頭葉(メタ認知機能)が半覚醒状態での夢を明晰夢という。明晰夢の状態にある人の脳波にはおよそ40Hzのガンマ波が見られます。実際に40Hzの電流が明晰夢を生じさせたという実験が行われました。77%の確率で明晰夢を見たそうです。