悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

6-2)瞑想と脳 6-2-3)前頭葉 6-2-3-2)前頭前野 6-2-3-2-2)内側前頭前野

6-2)瞑想と脳

6-2-3)前頭葉
6-2-3-2)前頭前野
6-2-3-2-2)内側前頭前野
額の真ん中(眉間)から奥へ向かってある左右脳が対面する内側前頭前野は、個人情報、自伝的記憶、将来の目標、親しい人に関する意思決定などを担当します。内側前頭前野(前頭前野内側部)が、安静時、瞑想時に活動性が増します。
前頭前野でのドーパミンについては、認知課題遂行中(外側部の得意分野)と比較して、安静(内向)時に前頭前野外側部(外向性)では減少し、内側部(内向性)では増加します。つまり、機能力アップ を担当するドーパミンは、外向時と内向時では働く分野が逆転します。
注)前頭前野内側部にある前頭極は、メタ機能(メタ記憶、メタ認知)に関ります。
内側前頭前野メタ認知エピソード記憶想起=DMN=内向性機能