悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

6-3)瞑想と神経ネットワーク

6-3)瞑想と神経ネットワーク

脳では、脳の個々の領域が個別的機能を持ちます。しかし人間が知覚したり活動したりするとき、機能的には異なる領域間でネットワーク(回路・回線)を形成して、新しい機能を生み出し(創発して)有機的協同的に活動します。ここでも当然ながら階層構造(トーナメント形式)的システムになります。
参照)「1-2)宇宙原理の階層構造」
そのような神経ネットワークは、脳内に実に様々あるのですが、ここでは特に代表的な3つの脳神経ネットワークを紹介します。
(1)前頭頭頂制御ネットワーク(CEN)(ワーキングメモリ)(作業記憶)(中央実行機能)
(2)デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)
(3)サリエンス・ネットワーク(SN)