悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

6-3)瞑想と神経ネットワーク 6-3-4)意思決定を司るネットワーク

6-3)瞑想と神経ネットワーク

6-3-4)意思決定を司るネットワーク
脳の意思決定を司るネットワークは二つに分かれます。一つは、自分の意志に合った行動を選択しようとするセントラル・エグゼクティブ・ネットワーク。もう一つは、過去の記憶から半自動的に無意識的に自分の慣れ親しんだ行動パターン(習慣・習得行為)を選択するデフォルト・モード・ネットワーク。この二つのうち、CENが機能している状態こそ主体性(能動性・積極性・自主性)があると言えます。主体性のある思考は、意識的にDMN(習慣)からCEN(意志)へとスイッチを切り替えない限り、生まれない。