6-4)瞑想と神経伝達物質(ホルモン)
6-4-1)セロトニン
6-4-1-3)セロトニンの特徴
6-4-1-3-5)痛みを軽減･抑制する
セロトニンには、体の炎症を抑えたり、脊髄からの痛みの伝導を抑制し、痛みを和らげます。例えばスポーツ選手が試合に集中している時は、セロトニンの作用で試合中にけがをしても痛みを感じない。もう少し詳しく説明すると、痛みを感じると、脳幹から脊髄内を下降し、過剰な痛みの伝達を抑えるシステム(下行性疼痛抑制系神経)が作動します。具体的に言えば、脳幹から出ているセロトニン神経とノルアドレナリン神経とがあり、痛みで興奮している神経の部位にあるそれぞれの受容体が神経伝達物質を受け取り痛みに抑制をかけます。
