悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

6-4)瞑想と神経伝達物質(ホルモン) 6-4-1)セロトニン 6-4-1-3)セロトニンの特徴 6-4-1-4-5)姿勢保持の抗重力筋を間接的に活性化

6-4)瞑想と神経伝達物質(ホルモン)

6-4-1)セロトニン
6-4-1-3)セロトニンの特徴
6-4-1-4-5)姿勢保持の抗重力筋を間接的に活性化
瞑想では、姿勢が重視されます。姿勢に関わる部位として、重力に対して背骨を支え、姿勢を維持する筋肉群を総称する「抗重力筋」(顔から足に至るまで全身に渡る筋群:脊柱起立筋、腸腰筋大腿四頭筋など)があります。実はセロトニン自体には筋肉へ直接的に働きかけることはありませんが、大脳から運動神経へ指令が出される時に、延髄から下方へと分泌されるセロトニンがその運動神経を活性化して、間接的に抗重力筋を活性化するので、良い姿勢を保ちやすくなります。このように日常的に姿勢よく瞑想を行うことでセロトニンによる抗重力筋への間接的ながらも働きかけが高まります。こうしたセロトニンの作用は、瞑想に加え、呼吸やリズム運動、太陽の光を浴びることでも活性化します。