悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

2022-10-18から1日間の記事一覧

5-3)観察瞑想とメタ認知 5-3-1)能動性意識と受動性意識

5-3)観察瞑想とメタ認知 5-3-1)能動性意識と受動性意識第五章第二節では、注意をある一つの事柄に注意集中させる、集中瞑想「ダーラナー」について述べました。ところで、「注意を一つの事柄に絞って集中させる」という「意識の使い方」を「能動性意識」(トップダウ…

5-2)集中瞑想と注意 5-2-8)瞑想と雑念と注意

5-2)集中瞑想と注意 5-2-8)瞑想と雑念と注意瞑想の「ダーラナー」(凝念・集中瞑想)をしても、慣れない内は、注意(意識)の固定・持続を乱す、実に様々ないわゆる雑念(ボトムアップ型情報)が心の中を飛び交います。この注意散漫の元である雑念が浮かび始めるのは、…

5-2)集中瞑想と注意 5-2-7)瞑想とトップダウン注意とボトムアップ注意

5-2)集中瞑想と注意 5-2-7)瞑想とトップダウン注意とボトムアップ注意瞑想では、特に集中瞑想では、前部帯状回と前頭前野による能動的注意の維持が必要不可欠です。(中央)実行(遂行)機能(CEN)は、内側前頭前野、帯状回、背外側前頭前野、頭頂葉など広範囲の…