悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

2022-10-22から1日間の記事一覧

5-5)観察瞑想と自我 5-5-2)心とは

5-5)観察瞑想と自我 5-5-2)心とは心とは、外界への表出的な「精神的な作用」の基礎的「もと」(情報)になるもので、そこには、感覚、感情、意志、知識、認知、記憶などの機能を含みます。「精神的な作用(働きかけ)」を引き起こす「もと」(基礎)になるものとして、感覚…

5-5)観察瞑想と自我 5-5-1)「自我」とは

5-5)観察瞑想と自我 5-5-1)「自我」とは仏教で、「我」(常一主宰)とは、人に限らずまた物に限らず、永遠に変化せず(常)、独立的に自立・自存(一)し、中心的な所有主(主)として、支配・統制能力がある(宰)実在を意味します。それに対して、実際には、宇宙の全てのも…

5-4)観察瞑想と雑念 5-4-3)感覚情報の行方

5-4)観察瞑想と雑念 5-4-3)感覚情報の行方五感から第一次感覚野に入った今現在の感覚情報は、過去の学習や体験などの層(第二次、更に高次感覚野)を通過することによって、感覚の種類・性質・程度・時間的経過・空間的位置などを認識する働きを「知覚」という。その…