悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-6-3)悟りを伝えること

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-6-3)悟りを伝えることユングは、周囲の人々に思想を理解させることではなく、自分と同じように見る方法、単なる理論だけではなく、それを具現化する方法を会得してもらうべく最大限の努力をしました。これに失敗すれば絶対的な…

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-6-2)私見「悟り」「仏性」

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-6-2)私見「悟り」「仏性」あらためて、私見なのですが、「悟り」「仏性」について述べて行きます。仏性とは、宇宙に遍満する「法」を受ける機能(能力)をいう。悟りとは、仏性が開花して機能(自性清浄心に至った)した結果、その法を全身全…

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-6-1)仏性(如来蔵)と悟り

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-6-1)仏性(如来蔵)と悟り今まで瞑想を中心として、脳科学、心理学、哲学、宗教などなどを交え、悟りへの過程を述べてきました。悟りは仏教用語といってもいい言葉なので、ここで仏教的な説明もします。あらためて仏性とは、一切…

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-5)瞑想の最終最高段階「サマーディ(三昧)」

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-5)瞑想の最終最高段階「サマーディ(三昧)」自分の意識が消え、対象が光り輝く状態に入ります。ここの段階まで来ると、脳科学を離れて最早完全に宗教の領域です。ディヤーナの状態ではまだ幾分か残っていた自我意識も、この境地が…

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-4)脳が統合された全体として機能

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-4)脳が統合された全体として機能瞑想に話を戻すと、1万9千時間以上の瞑想経験を持つ熟達者は、初心者に比べ左側の「背外側前頭前野」(メタ認知機能)などの「注意」に関連した領域の活動が活発になっています。しかし4万時間を超える…

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-3)悟りは意識が消えて全面無意識ばかり

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-3)悟りは意識が消えて全面無意識ばかりあらためて「ディヤーナ」(静慮・禅定)とは、認知するという心(主観・意識・メタ認知)の働きを静める、停止することによって、ただ働きだけがあり澄み切った状態になることです。西田はそれを純…

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-2-3)バンジージャンプ

5-8)瞑想(静慮・禅定段階) 5-8-2-3)バンジージャンプここで上記の例えとして、旧約聖書の創世記に記述されているアブラハムの逸話(「イサクの燔祭」)を取り上げます。これはアブラハムの前に立ちはだかった試練の物語です。その試練とは、不妊の妻との間に年老…