悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

5-1)瞑想「プラティヤハーラ」と内向外向 5-1-3)「内向と外向」とは

5-1)瞑想「プラティヤハーラ」と内向外向

5-1-3)「内向と外向」とは
ヨガ瞑想の準備段階として、心を必ず内向させる必要があります。ということで、ここでは内向と外向についてあらためて説明します。
ユング」は、自我の関心を、外的世界(周囲の環境)に向ける場合と、内的世界(心の世界)に向ける場合とがある、という。
つまり、「行為の動機を外的世界から引き出す」「外向型」と、「内的世界(心)から引き出す」「内向型」がある、という。
注)ユング(カール・グスタフ・ユング)は、スイスの精神科医でもあり心理学者でもあります。深層心理について研究し、分析心理学を創始した彼は、「自我」を「意識」の中心だという。他方、「自己」を意識と無意識を合わせた「心全体」の中心だという。
自己(心全体)=意識(自我)+無意識