悟りへの瞑想の道を脳科学から解説

悟りとはどうなることなのかを、瞑想で悟りを得る道筋を脳科学から具体的に解説して行きます

6-2)瞑想と脳 6-2-11)脳梁

6-2)瞑想と脳

6-2-11)脳梁
観察瞑想は、前頭葉(前)と視覚野(後)を連絡する上縦束(伝導線の太い束)と、左右を連絡する脳梁の結合性(神経線維束密度の増加)を高めます。観察瞑想によって、脳梁の密度が向上し左右の脳の連携が強まって、前頭葉を含む大脳半球全体の統合が進み、左右の脳の非対称性が解消されたり、前頭葉灰白質の密度が向上するなどして、認知や思考、行動に対する抑制力が向上します。